夏の思い出 2023

今年の夏も、遠路はるばる妹一家が帰ってきてくれました。
この春に大学生となり、親元を離れて独り暮らしを始めた甥っ子も一緒です。

昨年の夏、初顔合わせをしたかのんは妹一家のことを憶えていたのかいないのかわかりませんが
比較的すんなりと馴染んでおりました。
かりんのような熱烈歓迎☆はありませんでしたが、ビビリなかのんとしては上出来です。

さて、かのんがお話ししたいようなのでバトンタッチします。

かのんです。
なんとなくなつかしような、とってもやさしいニオイのするひとたちがやってきて
みんなに、い~っぱいナデナデしてもらいました。

かあさんにそっくりなコエのひとがいて、なんかとってもアンシンしちゃって
おもいっきりよっかかっちゃった。
そうそう、ネコさんもいっしょにかえってきてて、「はなこっつん」であいさつしたよ。

それからね、またまたぶんちゃんのところへあそびにいきました。
ぶんちゃんに「あぁ、キミか。いらっしゃい!」っていわれたよ。

なんかいつもとちがう、ワクワクいっぱいなじかん。
これが「なつのおもいで」ってヤツなのかな。

木陰でのひととき

先週末、紙漉き女房さんご夫婦の工房にお邪魔しました。
こちらは自然溢れる山の中にあるので、平地よりも2度くらい涼しいはずなのですが
気温があまりにも高すぎて、涼しいと感じることができないくらいの暑さでした。
それでも、工房の外の木陰では、吹く風に人心地つくことができます。

紙漉き女房さんに、木の枝を猫じゃらしのように動かして遊んでもらい
かのんは猫のように反応し、大興奮でした。

そして、更に撫で撫でしてもらううちに紙漉き女房さんに体重を預け
すっかり寄りかかっておりました。
「いいでしょ♪」と言っているかのような表情です。

ところで、残念ながらカメラに収めることはできなかったけれど
後方でくつろぐぶんちゃんとかのんの微笑ましい交流が見られました。
かのんのそばにぶんちゃんがゴロンと寝転がったり、鼻コッツンしたり。
また、パタパタと動くぶんちゃんの尻尾に、かのんがじゃれようとしたり。

猫とか犬とか忘れてしまいそうなくらい、あまりにも自然な交流っぷりに
思わず「うふふ♪」でした。

みんなでワチャワチャ

先日、お気楽日和ふくたくんご一家とお会いしたハーブ園の、看板犬のジャックくん。
昨年の秋には、かのんわんこプロレスを繰り広げてくれ、今春、シーズン初めての訪問時にも
一緒に遊んでくれました。

しかし、それから程なくして急に体調が悪くなり、4月下旬に旅立ってしまったそうです。
ママさんはいろいろと悩まれた結果、新しい看板犬を迎えることにされました。
名前はジャックンで生後3か月、先代と同じジャックラッセルテリアです。

ふくたくんとかのんを前にしてもチビッ子パワー炸裂☆で、果敢に挑みかかります。
上手に相手をする余裕のふくたくんとは違い、かのんジャックンとレベルが近い感じ。
でも、見ていて飽きない微笑ましい光景でした。

ツーショット

かのんを迎えてから、なかなかお会いすることができなかったお気楽日和ふくたくんご一家と
BigなMountainにあるいつものハーブ園でお会いしました。
かりんが旅立つ10日ほど前に穏やかな再会をして以来なので、母さんたちは1年9か月ぶりですが
かのんは「はじめまして!」です。

ご同類を見るや否や、ほぼ例外なくガゥガゥしていたかりんとは対照的な性質のかのんですから
イイ感じに接することができるのでは?…と、母さんたちの期待は高まります。
どうでしょう!
近い距離で、自然な感じで1枚の写真に納まっています。
母さんが夢にまで見た、お友だちとの平和的なツーショットです。

この日は警報が発令されるほどの大雨。
残念ながらランで一緒に走ることは叶いませんでしたが
ちょうど雨の止み間となったので、園内を少しだけ散歩できました。

お尻ではなく、かのんはいきなり相手の口元に顔を近づけるので
「鬱陶しいなぁ」とばかりに嫌がられたりすることが多いのですが
ふくたくんはそんな失礼な挨拶にも動じません。

かのんは自分より大きなお友だちが特に好きなので
ふくたくんのそばにいることができて、とても嬉しかったと思います。
そして、ふくねえさんに優しく撫でてもらって、うっとり~♪なかのん
この、静かで穏やかでゆったりとしたひとときは、夢のような時間でした。

ゆきちゃん

この、雪のように白く楚々とした愛らしさを醸し出している白柴さん。
【かりん工房】に何度か登場してくれたまるこちゃんの、後輩ワンコさんです。
お名前は、ゆきこちゃん。(「ゆきちゃん」と呼ばせてもらっています)

実は、かりんが亡くなる1か月少し前、まるこちゃんが旅立ちました。
顔を合わせばお互いガゥガゥで、決して仲良くはできなかったのにね。
私たちの知らないところで、こっそり打ち合わせでもしていたかのように
ほぼ同時期に旅立ってしまったのでした。

そして、その後。
出会いは突然に、昨年の3月にかのんを我が家に迎えたわけなのですが
偶然にも、ゆきちゃんも昨年の4月に家族として迎えられました。
更に、ゆきちゃんもかのんも、同じく繫殖リタイア犬だったのです。

そんなこんなで、予期せぬ偶然が重なった似た者同士(?)のふたり。
初顔合わせは1年前でしたが、テリトリーに侵入することになるせいか
いきなり仲良くするのはちょっと無理そうな感じでした。

あれから何度か会い、今はそれぞれの居場所を区切ってあったり
どちらかが抱っこされていたりすれば、何となく安心して過ごせるようです。

段ボールの壁を隔てて、かのんの様子を静かに窺っているゆきちゃんの姿。
まるこちゃんとかりんとでは、この状態であっても穏やかでいることはできなかったから
お互いをさり気な~く意識しながらも、平静に過ごしてくれれば上出来だと思えます。

でも、いつか、この壁がなくても気にせず過ごせるようになるといいな♪
…と、欲が出てしまう母さんなのでした。