ランに、2匹のドーベルマンを連れた常連さんが入って来られました。
その大きくて精悍な姿を見て、感心するやら驚くやらの母さんでしたが
「大丈夫だろうか?」と、一抹の不安が過ぎりました。

入場してきたドーベルマンは、新参者のかりんに逸早く興味を示したようで
ズンズンとそばに寄って来ようとします。
その大きさに驚いたのか、かりんは走り始めたのですが
その後を追いかける・追いかける・追いかける~ドーベルマン。

そのうち、かりんに向かって大きな声で吠え始めたのでした。
その凄まじい声に、ビビッて尻尾を巻いて逃げると思いきや…。
なんと!鼻にシワを寄せながら、負けじと正面切ってガゥガゥし始めたのです。
この状態がしばらく続いたのですが、少しずつ他の犬たちも加わり始めました。
集団心理なのでしょうか?
みんなが一斉にかりんに向かって、集中砲火を浴びせてきたのです。

「こ・これはヤバイ!」焦った母さんは、首輪を掴んでランから出ようとしたのですが
犬たちがそばに寄ってきて、なかなか外に出ることができません。
かりんも精一杯ガゥガゥいっておりましたが
仕舞いには、その声が悲鳴に近いものへと変わっていきました。
やっとの思いでランの外に出た時には、すっかり意気消沈して
尻尾がダラリ~ンと下がっていたかりんです。
身体も数ヶ所突かれたらしく、他の犬の唾液があちこちについておりました。

この後、管理人さんとお茶を飲みながら、かりんが落ち着くまでお話をしましたが
母さんの足元でグッタリとなっておりました。
少々手荒い洗礼を受けてしまいましたが、これも貴重な体験です。
でも、どうかトラウマになりませんよう、忘れっぽい性格を発揮して欲しいものです。

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…という訳で、母さんも焦りまくってしまい、その時の画像がありません。
事件が起きる前の、楽しそうに遊ぶかりんの姿です。